野菜の苗作りをしています

いなほ農園では、今月の17日から野菜の苗作りをしています。
種は、昨年いなほ農園で栽培した野菜から採取したものと、種苗店から購入したものとの両方です。
いずれは、いなほ農園で自家採取した種だけで野菜作りをしたいです。
農薬や肥料を使わないで、苗作りの段階から野菜を育てるにはどのようにすれば良いか
今年は実験的に3種類の作り方をしています。
何とかできる限り多く芽を出し、元気に育って欲しいと祈るような気持ちです。

 春とはいえまだ寒い日も多いので、ビニールシートで覆って苗床を暖かくしています。
野菜作りは息子が頼りです。

イベントに出店します

3月30日(土)17:30~ えみりあホールで開催されるイベントに出店します。
“ザ・スクーターズライブ ザ・シードルナイトフィーバー” というイベントです。
地元の人気バンド「ザ・スクーターズ」のベンチャーズサウンドを聴きながら、松川町のりんごで作った美味しいシードルを楽しめます。
「人と農の交差店 いなほ」のブースでは、無農薬米の日本酒の呑み比べができますのでぜひお立ち寄りください。

会場  : 松川町中央公民館 えみりあホール
チケット: 1,500円 (200円×5枚綴りのドリンク&フードの引換券付き)
ご予約先 :℡ 090-4057-2369(担当:北林) ✉ info@minami-soleil.com



  

もぐら君 ありがとう

今日の天気は雨のち雪、時々晴れ、その晴れの時をねらって家の近くの畑でひと仕事。
この畑は2年半前に1反3畝(13a)の休耕地を借りて、草を生やしたり刈ったりを繰り返し今年から野菜づくりを開始します。
明日は畑全体を耕す予定なので、その事前準備をしました。

畑に来てびっくり。自分より先に畑を耕していてくれたひとがいたのです。
もぐらです。先日見たときは少しだった “小山” が畑全体にあるのです。
思わず土の中のもぐら君に声をかけていました。
「畑を耕してくれてありがとう。」
「でも、もうすぐ野菜を作るから、しばらく活動休止にしてね。」



もぐらの小山がいっぱい。この畑では無農薬無肥料で大豆やカボチャ、チンゲン菜などを作る予定です。
2年半前に借りたときは、背の高い草がたくさん生えていました。

無農薬米の直播栽培にチャレンジ

 今年作付けする5枚の田んぼの内、1枚の田んぼで種モミを田んぼに直接播く直播栽培にチャレンジしてみようと思います。
普通は苗代で苗を作って田植えをするのですが、もし無農薬無肥料の直播栽培でお米が収穫できれば、健康や環境に良いというだけでなく、労力や資材費などの削減もできます。
 雑草対策などに苦労することも多くなると思いますが、その苦労も楽しみながら頑張ってみようと思います。

今年から米作りをすることになった松川町福与の6アールの田んぼ。天竜川の近くにあり中央アルプスがきれいに見えます。この田んぼで無農薬無肥料の直播栽培にチャレンジします。

田起こしをしました。

今年からお借りした松川町部奈の田んぼの田起こしをしました。
昨年まで4年間休耕田でしたが、地主さんがきれいに管理してくださっていたので今年からすぐに米作りを再開することができありがたいです。
3日前に雨が降り、今日も降水確率が高かったのですが、これから先も雨の日が多そうなので今日思い切ってやることにしましたが、作業中はほとんど降らず無事終了しました。
この写真の田んぼの場所には、縄文時代の遺跡があったということです。
縄文時代にここで暮らしていた人たちのことを思うと、これから先の時代もずっと続いていくような農業をしていこう、そんな思いを強くさせられました。

息子と一緒に田起こしをしました。トラクターを運転しているのは息子です。

無農薬米の日本酒を楽しみました。

松川町の「くだものカフェ ほうほう」さんの一周年記念パーティーが開催され、そこでいなほで販売している無農薬米の日本酒を楽しんでいただきました。
9名の方が参加され、ほうほうさんの美味しいお料理をいただきながら、普段とちょっと違う個性あふれる日本酒に話も盛り上がりました。
スパークリング純米酒「醍醐の泡」で乾杯し、次はモーツァルトの曲を聴かせて熟成させた「燦然」、次は甘酸っぱい純米酒、その次はクセのある純米酒、次は・・と、6種類の純米酒を楽しみました。

この6本を呑みました。ちなみに自分は右から4番目の「醍醐のしずく」が一番好きです。

味噌をつくりました。

 今年も我が家で味噌をつくりました。もう10年以上この寒い時期に味噌を仕込んでいます。無農薬無化学肥料の大豆と米糀と自然塩を使って毎年仕込んでいます。年末頃には美味しい味噌が食べられます。今年は大豆をたくさん栽培する予定なので、来年つくる味噌はその大豆で仕込みたいと思っています。

味噌づくりのための無農薬大豆

気持ちは春モードに

今日、我が家の庭の隅でふきのとうを見つけました。今日の陽気で顔を出したのか小さなふきのとうが3つ。さっそくふき味噌にでもして食べようかな、と思い採ってから気づいた。採る前に写真を撮ればよかったと。ふきのとうの香りって春を感じる香りですね。

今日はもう一つ嬉しいことがありました。苗代で使うトンネル用の支柱を譲ってくれるという方がいていただきに行ってきました。今年から米の苗作りの方法を少し変えるので、トンネル用の支柱が欲しいと思っていたのですが、新規に買わなくても良くなりありがたかったです。今日はふきのとうに春を感じ、トンネル支柱に「そろそろ田んぼ作りが始まるよ」と、気持ちを春モードに切り替えられた一日でした。

無農薬・無肥料のお米

苗作りの段階から、農薬(除草剤も含む)、肥料(化学、有機のどちらも)を使わずに
栽培したお米です。品種は長野県の新ブランド米「風さやか」です。
今年は米作りを始めて3年目になります。苦労は多いけど楽しみもいっぱいあります。
永続可能な農業を目指し、今年も無農薬・無肥料で頑張ります。

冬の中央アルプス

今年から新しく借りた田んぼの近くから見える景色です。
水面には薄氷がはってます。氷が解けると山の景色が水面に映って
とても綺麗だとのこと。春がたのしみです。

カモが気持ち良さそうに泳いでいます。