5月13日、苗代のシートを外しました。
苗の生長と気温の上昇に合わせてシートの裾を上げたりして、シートの中の温度が上がり過ぎないように調整してきましたが、モミ播きから23日目にシートを完全に外しました。
これから苗たちは、太陽の陽をいっぱい浴びて力強く育っていきます。



長野県松川町で、無肥料無農薬の農業の実践と普及に取り組んでいます。
5月13日、苗代のシートを外しました。
苗の生長と気温の上昇に合わせてシートの裾を上げたりして、シートの中の温度が上がり過ぎないように調整してきましたが、モミ播きから23日目にシートを完全に外しました。
これから苗たちは、太陽の陽をいっぱい浴びて力強く育っていきます。
いなほ農園のミニ果樹園の果物の花がきれいに咲いています。
この果樹園の果物は、苗木は市販の苗木ですが、植えてからは1回も農薬や肥料を使用していませんが元気に育ってくれています。
小さな果樹園の実験的な栽培ですが、「自家用に1本でも2本でも果物を育ててみようかな」という人が増えればいいなと思います。
4月19日と20日、稲のモミ播きをして苗箱を苗代に並べました。
種モミの力をできる限り生かせるように、自家採取の種モミを使い苗箱の土にも苗代の土にも肥料や農薬を一切使わない苗作りをしています。
今年も家族で楽しく作業ができました。
4月9日、稲の種モミの選別をしました。
今年も、塩水ではなく真水での選別です。
薬剤による種子消毒や温湯消毒もしません。
お米作りを始めて2年目までは塩水選をしておりましたが、濃度の濃い塩水に種モミを入れるのが可哀そうな気がして3年目からは真水で選別しています。
自然界で種モミが塩水に浸かることはないし、真水で選別した方が自分自身も気持ちが良くてそうしています。
水に浮いたモミをすくい取って、沈んだモミを種として使います。
選別した種モミは品種ごとにネットに入れて水に浸けます。
水は塩素消毒されていない水を使用します。
種もみは、モミ播きをする4月19日の前日まで水の中で過ごします。
まだまだ寒い日が多いですが、春本番もすぐそこ。
庭のハナモモの蕾が膨らみ、田んぼの畦のスイセンは満開です。
畑ではエンドウが元気に生長しています。
今週は稲の種モミ選別をし、水の中に浸漬を開始する予定です。
いつもの年よりも少し遅くスイセンの花が咲き始めた日、田んぼのしごとが始まりました。
今年は自然栽培実施8年目になります。
まずは苗代にするところの草取り。
そして田起こし。田んぼは全部で6枚ありますが、まずは家から近いところにある3枚の田んぼから起こしました。
その田んぼのすぐ隣では家が建とうとしています。
そこは昨年まで田んぼだったところで、3年前まではいなほ農園で借りてお米を作っていました。
こうして田んぼが減っていくのはなんとなく淋しい気がします。
全国で少しでも田んぼが復活していくことを願いながら今年もお米作りがんばります。
10月12,13,14日の3日間、家族総出で稲刈りをしました。
3日間とも天気は最高。
今回稲刈りをしたお米は、ササニシキと風さやか。
あと一品種稲刈りが残っている「朝日」の稲刈りは今月の30日の予定です。
家族が食べるお米を家族で作る幸せを感じながらの稲刈りでした。
周辺の田んぼでは稲刈りが終わり、田んぼに稲が残っているのはいなほ農園の田んぼだけになりました。
稲刈が遅くなると、稲が倒れたり胴割れしてしまうと心配されますが、無肥料で育った稲はそんな心配は全くありません。
秋の涼しい気候の中で稲はしっかりと登熟していき、より美味しいお米になっていきます。
今年もアルプス乙女が実りました。
無肥料無農薬で栽培して7年目。
3年目から実が数個付き始め昨年は50個くらい実りましたが、今年も昨年と同じくらい実りました。
1個取って食べてみましたがまだ少し早そうなので、もう少し様子を見て収穫します。
今年初めて作付けしたお米「朝日」
朝日は品種改良されていない在来品種で、コシヒカリやササニシキなどの祖先にあたるお米です。
朝日の種を繋いでいる方から種もみを譲っていただき今年初めて栽培しているのですが、その力強い姿に感動させられています。
出穂はだいぶ遅く8月の下旬でした。
稲刈は10月の下旬ごろになりそうです。
どんな味なのかとても楽しみです。