味噌の蔵出し

ちょうど一年前に仕込んだ味噌を瓶から出しました。
二十数年間、毎年家族で味噌づくりをしていますが、この味噌は初めて失敗したかもしれないと思った味噌です。
わが家の畑で穫れた無農薬無肥料の普通大豆と黒大豆と鞍掛大豆を混ぜて作ったのですが、大豆を煮る時に、できるだけ煮汁を少なくしようと思い、あまり水を足さないでよくかき混ぜながら煮ました。
そのせいで煮あがった時には大豆が半分ペースト状になっておりしっかり水分を含んでいたので、柔らかいのを通り越してビチャビチャの生地になってしまいました。
これでは美味しい味噌には仕上がらないのでは、と心配していたのですが瓶から出して食べてみてびっくり。
とても美味しい味噌になっていました。
それも今までの味噌にはない何とも言えない旨味のある味。
それにしても大豆と麹と塩の力はたいしたものだと改めて感じました。

田んぼの座談会

2月24日 「田んぼの座談会」を開催しました。
冷たい北風が吹く寒い日でしたが、2名の方が参加してくださいました。
中央アルプスは雲で隠れていてちょっと残念でしたが、いろいろな話で盛り上がり、とても楽しい田んぼのひと時になりました。

足場台をテーブル代わりにおいたら、何となく座談会の会場っぽくなりました。

味噌の仕込み

毎年恒例の我が家の味噌づくり。
今年は黒大豆で仕込みました。
黒大豆も米糀も、うちの田んぼと畑で農薬や肥料を使わないで栽培したものです。
黒大豆で作るのは2回目ですが、前回作ったときは普通の大豆で仕込むよりも熟成にかなり時間がかかり2年間熟成させてから食べ始めました。
今回も2年間じっくりと熟成させる予定です。
あの黒大豆味噌独特の味わいに出会う2年後が楽しみです。

一晩水に浸した黒大豆を、しっかりと柔らかくなるまで7時間位煮ました。
煮た大豆を大きなビニール袋に入れて、ペースト状になるまで手で潰します。
米糀と塩を良く混ぜて、ペースト状に潰した黒大豆としっかりと混ぜ合わせます。
米糀と塩がしっかりと混ぜ合わさった生地を瓶に詰めていきます。
生地を詰め終わったら表面を不織布で覆って完成です。

豊穣の年に

明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
いなほの田んぼの近くの風景です。
今日は雪雲で中央アルプスが見えないけど、その分 “豊穣” の文字が刻まれた石碑の存在感が増して見えます。
今年が、すべての人にとって豊穣の年になりますように

明日 1月4日(土)は、お正月営業で 13:00~17:00に営業させていただきます。
通常営業は、1月9日(木)より 毎週 木・金・土曜日の 15:00~18:30 です。

今年も、誰でも気軽に楽しくできる永続可能な農業が広がっていくことを目指し、農薬や肥料を使わない農業に取り組んでいきたいと思います。

心のこもった美味しいお米

今年からご家族でお米作りを始めた方から初収穫のお米をいただきました。
ふっくらして香りが良くとても美味。
農薬も肥料も使わずに、手植えをして育てた貴重なお米。
ご家族で一生懸命に育てた、そのお米に込められた思いも一緒にいただきました。

生ハムを仕込みました

わが家の恒例行事、生ハムづくり。
正月料理の一品として、毎年12月の15日頃に仕込んでいます。
地元のさんさんファームの黒豚のブロック肉に、塩や砂糖と数種の香辛料を使い2週間位で出来上がります。
かなり本格的な仕上がりで、味も家族に大好評。
毎年生ハムづくりで年の瀬を実感しています。

苗の生長

苗代の苗がだいぶ大きくなりました。
今年は、風さやかとササニシキに加え、初めて朝日という品種のお米を栽培します。
苗の大きさや色合いは3種それぞれ違います。
こんな小さな苗の内からしっかりと個性を主張しているようです。

保育園で味噌づくり

今日(2/28)は、町内の保育園で味噌づくりのワークショップが開催されました。
町内で自然体験活動の企画や運営をされている方からお声をかけていただき、講師をさせていただきました。
講師といっても自分の方がいろいろと学ばせていただいた一日でした。
園児たちのキラキラとした笑顔に元気をもらい、そして日ごろからこのような活動をされている方々には頭が下がる思いでした。
どうか美味しい味噌に仕上がりますように。

味噌づくり教室開催

2月22日、23日の2日間、味噌づくり教室を開催しました。
いなほ農園の無施肥無農薬米でつくった米糀と有機栽培の大豆に自然塩を使用。
冬から春、夏、秋と一年間じっくりと熟成して美味しい味噌に仕上がります。

冬から春へ

柿の剪定が終わった
庭の福寿草が満開になった
もう冬も終わりだな
毎年この時期、柿と福寿草に、気持ちを冬モードから春モードに切り替えてもらっている
そろそろ田んぼの仕事を始めようかな