田んぼのしごとが始まりました

いつもの年よりも少し遅くスイセンの花が咲き始めた日、田んぼのしごとが始まりました。
今年は自然栽培実施8年目になります。
まずは苗代にするところの草取り。
そして田起こし。田んぼは全部で6枚ありますが、まずは家から近いところにある3枚の田んぼから起こしました。
その田んぼのすぐ隣では家が建とうとしています。
そこは昨年まで田んぼだったところで、3年前まではいなほ農園で借りてお米を作っていました。
こうして田んぼが減っていくのはなんとなく淋しい気がします。
全国で少しでも田んぼが復活していくことを願いながら今年もお米作りがんばります。

3月22日、庭のスイセンが咲き始めました。
スイセンが咲き始めた3月22日、苗代にするところの草取りをしました。4月になったら水を入れて平らにします。
ここでお米作りを始めた時には、まさかとなりの田んぼが住宅地になるなんて思いもしませんでした。
3月23日、田起こし開始。まず家の近くの田んぼの田起こしをしました。

味噌の蔵出し

ちょうど一年前に仕込んだ味噌を瓶から出しました。
二十数年間、毎年家族で味噌づくりをしていますが、この味噌は初めて失敗したかもしれないと思った味噌です。
わが家の畑で穫れた無農薬無肥料の普通大豆と黒大豆と鞍掛大豆を混ぜて作ったのですが、大豆を煮る時に、できるだけ煮汁を少なくしようと思い、あまり水を足さないでよくかき混ぜながら煮ました。
そのせいで煮あがった時には大豆が半分ペースト状になっておりしっかり水分を含んでいたので、柔らかいのを通り越してビチャビチャの生地になってしまいました。
これでは美味しい味噌には仕上がらないのでは、と心配していたのですが瓶から出して食べてみてびっくり。
とても美味しい味噌になっていました。
それも今までの味噌にはない何とも言えない旨味のある味。
それにしても大豆と麹と塩の力はたいしたものだと改めて感じました。

田んぼの座談会

2月24日 「田んぼの座談会」を開催しました。
冷たい北風が吹く寒い日でしたが、2名の方が参加してくださいました。
中央アルプスは雲で隠れていてちょっと残念でしたが、いろいろな話で盛り上がり、とても楽しい田んぼのひと時になりました。

足場台をテーブル代わりにおいたら、何となく座談会の会場っぽくなりました。

『田んぼの座談会』開催のお知らせ

中央アルプスを臨む、いなほ農園の自然栽培の田んぼで、「田んぼの座談会」を開催します。
お米のこと、環境や健康のこと などなど、考えたりお話したりゆったりと田んぼの時間を過ごしてみませんか。
農業をしている方もしていない方も、美しい景色を見たいという方も、お子さんを田んぼで思いっきり遊ばせたいという方も、ぜひお気軽にお出かけください。
参加のお申し込みは不要です。

開催日時:2月24日 10:00~11:00
集合場所:部奈(べな)文化伝承センター
     無料Pあり
     長野県下伊那郡松川町生田2939-1
     ※会場の田んぼは集合場所から徒歩3分
     ※田んぼの土が付いてもいいような靴でお越しください。
会 費:無料
連絡先:人と農の交差店いなほ 細田 090-3440-1700

部奈文化伝承センターの隣に喫茶店があります。田んぼの座談会のあと、ご希望の方は、ちょっと変わったこだわりコーヒーをどうぞ

会場のいなほ農園の田んぼです。農薬や肥料を使っていない田んぼです。

味噌の仕込み

毎年恒例の我が家の味噌づくり。
今年は黒大豆で仕込みました。
黒大豆も米糀も、うちの田んぼと畑で農薬や肥料を使わないで栽培したものです。
黒大豆で作るのは2回目ですが、前回作ったときは普通の大豆で仕込むよりも熟成にかなり時間がかかり2年間熟成させてから食べ始めました。
今回も2年間じっくりと熟成させる予定です。
あの黒大豆味噌独特の味わいに出会う2年後が楽しみです。

一晩水に浸した黒大豆を、しっかりと柔らかくなるまで7時間位煮ました。
煮た大豆を大きなビニール袋に入れて、ペースト状になるまで手で潰します。
米糀と塩を良く混ぜて、ペースト状に潰した黒大豆としっかりと混ぜ合わせます。
米糀と塩がしっかりと混ぜ合わさった生地を瓶に詰めていきます。
生地を詰め終わったら表面を不織布で覆って完成です。

寺田本家の日本酒、入荷しました

農薬・化学肥料不使用のお米を全量使い、蔵付きの天然酵母で仕込む日本酒造りをされている寺田本家の日本酒が入荷しました。
いなほのオリジナル日本酒「光風」は残りわずかとなりました。
信濃錦の「れとろらべる」も販売中です。

豊穣の年に

明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
いなほの田んぼの近くの風景です。
今日は雪雲で中央アルプスが見えないけど、その分 “豊穣” の文字が刻まれた石碑の存在感が増して見えます。
今年が、すべての人にとって豊穣の年になりますように

明日 1月4日(土)は、お正月営業で 13:00~17:00に営業させていただきます。
通常営業は、1月9日(木)より 毎週 木・金・土曜日の 15:00~18:30 です。

今年も、誰でも気軽に楽しくできる永続可能な農業が広がっていくことを目指し、農薬や肥料を使わない農業に取り組んでいきたいと思います。

心のこもった美味しいお米

今年からご家族でお米作りを始めた方から初収穫のお米をいただきました。
ふっくらして香りが良くとても美味。
農薬も肥料も使わずに、手植えをして育てた貴重なお米。
ご家族で一生懸命に育てた、そのお米に込められた思いも一緒にいただきました。

生ハムを仕込みました

わが家の恒例行事、生ハムづくり。
正月料理の一品として、毎年12月の15日頃に仕込んでいます。
地元のさんさんファームの黒豚のブロック肉に、塩や砂糖と数種の香辛料を使い2週間位で出来上がります。
かなり本格的な仕上がりで、味も家族に大好評。
毎年生ハムづくりで年の瀬を実感しています。

” もぐいち ” 開催します

11月9日(土)、松川町新井の いちばの森 で『まつかわ つながる もぐもぐ市場』を開催します。
テーマは「子ども達やその先の世代にも健康や美しい環境をつなげていきたい」。
築170年の古民家のとなりの小さな森で、ほっこりゆったりとした時間を過ごしにぜひお出かけください。

会場:いちばの森 長野県下伊那郡松川町元大島1773
   ※駐車場は会場近くにあります
日時:11月9日(土)10:00~15:00 雨天の場合は10日に延期
共催:人と農の交差店いなほ、ゆうき給食とどけ隊、ICHIBAproject
企画運営協力:もぐいちほっこりネットワーク
後援:松川町