昨日、お米のモミ播きと苗代づくりをしました。
午前中は、10日程前から芽出しを促すために水に漬けておいた種モミを苗箱に播き、午後から苗代に並べました。
無肥料無農薬で育ったお米を種に使い、苗箱の土も無肥料無農薬、苗代の土も無肥料無農薬、田植えをする田んぼも無肥料無農薬。
きっと今年も元気に育ってくれると思います。
野菜の苗、段々大きくなってきました
畑に苗床を作り、種を直接播きトンネルハウスで育苗しています。
この畑は無施肥・無農薬の栽培を始めて4年目。
年々、苗の元気さが増しているような気がします。
塩水選と荒代かきをしました
昨日は午前中は塩水選、午後は荒代かきをしました。
昨年から松川町の部奈地域で休耕田を借りて無施肥無農薬のお米作りを始めましたが、水不足のため代かきが十分にできず水持ちが悪くて苦労した田んぼがありました。
その田んぼ(9畝と7畝の2枚)について、今年はまだ水が比較的多いこの時期に荒代かきをしました。
塩水選は昨年と同じように、比重1.13の塩水に自家採取の種モミを入れて、浮いた種モミをすくい取りました。
この浮いた種もみは、発芽しなかったり病気になったりする可能性が高いということですが、無施肥無農薬の種モミでもそうなのか試してみたいと思い、今年はあえて浮いた種モミも一部播いてみようと思います。
塩水選のあとは、すぐに水に漬けました。
一般的には、この段階で種モミに殺菌剤等の農薬を使ったり、無農薬の場合には60℃のお湯で殺菌するのですが、今年もなにもしないですぐに水に漬けました。
今月の28日に水から引き揚げ、29日に苗箱に播いて田んぼに並べる予定です。
草花に癒される
この花は何という名前の花だろうか。
見ているだけで気持ちが癒される。
庭の片隅や、野原で毎年この時期に良く見かけていた。
見かけていたけど、じっくり見たことがなかった。
こんなに可愛くて綺麗な花だったんだと今年初めて気づいた。
なんてもったいないことをしてきたんだろう。
きっとまだ沢山そんな草花があると思う。
これからは、今まで見過ごしてしまった草花の美しさを再発見していきたい。
苗代の準備
今月の5日から苗代の準備を始めています。
3年前から家の近くの畑の一角を苗代にしておりますが、まず草を刈って管理機で耕起し、水を入れてレーキで均しました。
トラクターを使えば楽なのですが、苗代についてはあえてトラクターを使わないで作業してみようと思い、昨年からトラクターを使わずに苗代を作っております。
今月の29日に、モミ播きをした苗箱をこの苗代に並べる予定です。
土の上に直接苗箱を置くことにより、苗が育つエネルギーを土からもらえるような気がします。
野菜の苗作り
3月の下旬から無施肥無農薬で野菜の苗作りをしています。
人参など苗を作らずに直播きする野菜もありますが、キャベツ、レタス、ナスなどはトンネルハウスの中で育苗しています。
昨年は、育苗用のポットに種を播いたものと、ポットを使わず畑に作った苗床に直接種を播く2通りの方法で育苗しましたが、ポットを使わない方が生育が良かったので、今年は全て苗床に直接種を播く方法で育苗しています。
今年はどんな生育をしてくれるか、どんな実を付けてくれるか今から楽しみです。
脱芒しました
今年栽培する「風さやか」の種モミの脱芒(だつぼう)作業をしました。
モミには、芒(のぎ)というヒゲのようなものがついているのですが、芒が付いていると苗箱に種モミを播くときに絡まって播きにくいので、脱芒機を使って取る作業です。
箕輪町で無施肥無農薬でお米作りをしている方と一緒に、伊那市で30年以上無農薬無化学肥料のお米作りをしている方のお宅に行き、脱芒機をお借りして作業しました。
1週間前に田んぼを起こし、種モミの脱芒も完了し、いよいよ今年のお米作りが本格的にスタートしました。
田起こしをしました
今日、いなほ農園の田んぼの田起こしをしました。
昨年10月に収穫したあと、刈り取った稲わらを田んぼから全部出して、そのまま耕起をしないで春を待っていました。
今日はちょっと曇っていましたが、温かい春風に吹かれながら無事田起こしを終えることができました。
梅とアルプスと実験圃場
満開の小梅の向こうに見える中央アルプス。
いなほ農園の部奈の畑から見える景色です。
この景色を見ると、気持ちが癒されて元気が湧いてくるような気がします。
この場所には畑が2枚と田んぼが1枚。
農薬や肥料を一切使わないということは一番の基本ですが、それに加えて、トラクターや田植え機などの機械やビニールマルチなどの資材に頼らない栽培にチャレンジしている いなほ農園の実験圃場です。
昨年の経験をふまえ、今年は一歩でも目標に近づけるように頑張りたいです。
冬の田んぼ
いなほ農園の田んぼ越しに見える中央アルプス。
アルプスには雪が良く似合う。
でも今年はいつもの年より雪が少ないような気がする。
田んぼにも雪が全然ない。
というか、今年はまだ一度も田んぼが白くなっていない。
水が心配だな。
と、ついつい心配してしまう。
だけど、もしかしたらこのような年があることも、また必要があるのかもしれない。
自然に順応した生育。
きっと、今年も美味しいお米を元気に実らせてくれるだろう。