今月の1日にモミ播きした苗箱を並べ今日で2週間。
今日からシートの両側を開けて、シート内の温度を下げ風が通るようにしました。
苗は元気に生長しています。
今年からは塩水選をせずに真水で種モミの選別をしましたが、昨年までよりも苗が生き生としている感じです。
田植えは6月5日頃の予定です。
苗代完成
4月30日と5月1日、お米のモミ播きをして苗箱を苗代に並べました。
これから6月上旬の田植えまで、日々水管理をしながら苗の成長を見守っていきます。
苗代の準備
4月26日、お米の苗箱を並べる場所の代かきをしました。
この場所での苗作りは、今年で5年目になります。
最初の年から無肥料無農薬で苗作りをしていますが、年々苗丈が高くなってきております。
5月1日に、もみ播きをした苗箱をここに並べます。
種もみ選別
4月21日、種もみの選別をしました。
真水で選別しました。
昨年まで塩水に入れて選別する「塩水選」をしておりましたが、濃い塩水の中に種もみを入れるのが何となく可哀そうな気がしておりました。
それに塩水の中に種もみが入るということは自然界ではないことなので、できるだけ不自然なことはしないようにしようと思い真水で選別することにしました。
塩水選は比重1.13の塩水の中に種もみを入れて、浮いた種もみをすくい出して沈んだ種もみを使うのですが、そうすることにより発芽や生育に問題のある種もみをより確実に省くことができるということです。
真水で選別するということは、浮く種もみがかなり少なくなり、問題のある種もみが多く残ってしまうということが心配されます。
昨年まではそのことが心配で、真水で選別する決心がつきませんでした。
しかし「そもそも無肥料無農薬で元気に育った稲が発芽や生育に問題があるような実を付けるわけがない、稲を信頼しなくてどうするんだ」
という思いが強くなり、真水で選別する決心がつきました。
塩水選の時は約30%の種もみが浮きましたが、今年は約5%だけが浮きました。
浮いた種もみのほとんどは実がしっかりと詰まっていないようなものでした。
この25%の違い、きっと昨年までは省く必要のない種もみまで省いてしまっていたのだと思います。
籾播きは5月1日、田植えは6月第1週の予定です。
今年はどんなお米づくりの年になるかとても楽しみです。
ほうれん草の種まき
長年 無肥料無農薬栽培をされている方からいただいたほうれん草の種を播きました。
播くところを足で踏んだ所と踏まない所、播いた種に土を掛けたあと手で土を押した所と押さない所、畝の上に枯草を敷いたところと敷かない所、と何種類かの方法で播いてみました。
どんな風に育つか楽しみです。
田起こしをしました
昨日と今日、田起こしをしました。
秋には田起こしをしないようにしているので、春の田起こしが収穫後の初めての田起こしになります。
収穫後の田んぼの状態のまま冬を越した方が、田んぼや稲にとって良いような気が何となくしています。
田植えは6月上旬の予定です。
今年のお米作りが本格的にスタートしました。
厳寒の冬を乗り越えて
零下10度近い日が続いた冬を乗り越えて、野菜たちが少しずつ大きくなり始めました。
このたくましさにはいつも元気づけられます。
いつもと違う剪定
何本かの柿の木を、徒長枝を多く残したまま剪定をしてみました。
まっすぐ上に伸びる徒長枝は、養分をそこに取られてしまうとか収穫がしにくくなるなどの理由で切るのが一般的です。
昨年の秋に、「植物は上に伸びるのが自然なので、徒長枝は切らない方が元気に育つ。その結果農薬も肥料も必要がなくなる。」
という考え方の栽培方法があるということを知りぜひ試してみようと思いました。
今年の秋にどんな柿が実るか楽しみです。
根菜たちに教えられる
無施肥無農薬栽培4年目の里いもに、2年目のヤーコン・さつまいも・生姜・人参。
どれもすごく美味しい。
ヤーコンなどを栽培した畑は、いなほ農園の畑になって2年目ですが、栽培した場所はその畑の中でも何年も何も栽培されていなかったところです。
ということは、何年も肥料も農薬も使われていなかったところということです。
3年前まで農薬や肥料が使われていた場所で栽培した野菜との差がはっきりと出ました。
“人が施した肥料や農薬が畑から抜けていくに従って作物は良くできるようになる”
ということを根菜たちの姿から実感させられました。
実験田のお米 すごく美味しい
前回のブログの、実験田のお米を食べてみました。
かなり美味しい。
食味値もいなほ農園の全部の田んぼの中で最高の数値。
1ヶ月刈取りを遅らせても、倒れることもなく、鳥にたくさん食べられることもなく、胴割れになることもなく、しかも美味しい。
はざかけをしない天日干しの実験はまずまずの成功、かな。
来年はこの “はざかけをしない天日干し熟成米” の面積をさらに増やしてみよう。