風さやかの稲刈り

今日 風さやかの稲刈りをしました。
風さやかは5枚の田んぼで栽培していますが、今日は無肥料無農薬栽培を始めて4年目の田んぼの稲刈りです。
雲一つない晴天のもと、家族で稲刈りができることに感謝。
明日は無施肥無農薬栽培を始めて2年目の田んぼの稲刈りをします。
明日の稲刈りが終わると あと2枚。
その2枚の田んぼの稲刈りは11月の上旬から中旬ごろにする予定です。

昨年まではコンバインで稲刈りをしていましたが、今年からはバインダーで稲刈りをすることにしました。
いなほ農園の田んぼでは、なんとなくバインダーの方が似合っている気がします。
稲刈りを始めようと思ったら猫が稲の中から出てきました。何か言っているような・・
稲刈りの終わった田んぼの隣の田んぼの稲刈りは11月の上旬から中旬ごろにする予定です。
完熟し ちょうど良い乾燥具合になったころに稲刈りをします。

稲刈りが始まりました

10月13日、今年最初の稲刈りをしました。
昨年まで野菜を栽培していた畑から転換した田んぼで、今年はササニシキを栽培しました。
今月の下旬からは風さやかの稲刈りをします。
一番最後の稲刈りは11月の中旬頃の予定です。
しっかりと登熟して一番美味しくなった時期を見極めて稲刈りをしたいと思います。

稲の穂が出始めました

昨日、久しぶりの雨の中を田んぼの水見をしていると穂が出ているのを発見。
昨年より3日ほど早い出穂です。
小雨の中、風に揺れている穂を見ていると、なんとなくうれしい気持ちになりました。

昨年まで畑だった無施肥無農薬6年目の田んぼです。ここではササニシキを栽培しています。

草との共存

今年は、田んぼにコナギが沢山生えている。
田んぼにはよく生える草で、背は高くないけど田んぼ一面に土が見えなくなるほど繁茂してしまうこともあり “強力な雑草” と言われている。
除草剤を使えば生えなくなるけど、除草剤は使いたくない、手で取るしかない。
昨年もだいぶ手で取った。
取りながらずっと考えていた。
こうやって手で取ることが本当に永続的な除草対策になるのだろうか。
たくさんの時間と労力を使い草を取ることは、自分自身は頑張ったという満足感みたいなものがあるが、この姿を見た人が「自分も無農薬でお米を作ってみよう」と思うだろうか。
お米づくりは雑草との闘い ということが良く言われる。
無農薬栽培では、その闘いの手段としていろいろな方法が実践されているが、どれも対症療法のような気がする。
草との闘い ではなく 草との共存 と考えたい。
永続的な除草対策は、そもそも草がほとんど生えないような田んぼにすることだと思う。
そうなってこそ無農薬でお米を作りたいという人が増えていくと思う。
今年とくにコナギが増えた原因として思い当たることがある。
もしかしたらこのコナギたちは、よりお米が育ちやすい田んぼに改善するために頑張ってくれているのかもしれない。
コナギを敵対視しないで「一緒に力を合わせて良いお米を育てようね」と、無理やりにでもそういう思いでコナギたちを見ることにしよう。

条間は手押しの除草機(田車)を押しているのでほとんど草がないが、株間にはコナギが一杯です。今は葉が細いですが、もう少しすると葉の幅が広くなってきてやがて小さな紫色の花が咲きます。

田植えをしました

6月4日と5日、田植えをしました。
天候にも恵まれ、2日間で6枚(約4反)の田んぼの田植えが無事終了しました。
あと1枚、苗代にした田んぼの田植えが残っていますが、苗の植わった田んぼを見ていると、ほっとした気分になります。

畦に咲いたマーガレットがとてもきれいでした。
無肥料無農薬で育てた苗です。年々大きな苗になってきております。
田植えが終わった田んぼです。中央アルプスにはまだ雪が少し残っています。

元気な苗

5月1日にモミ播きをして22日に保温保湿用のシートを外し、今は太陽の光をいっぱいに浴びながら元気に育っています。
今年から塩水選をせず真水で種モミ選別をしたので、生育にムラが出るのではないかと少し心配もしましたが全くそんなことはなく、今までで一番生き生きとしているように感じます。

今日の苗代

今月の1日にモミ播きした苗箱を並べ今日で2週間。
今日からシートの両側を開けて、シート内の温度を下げ風が通るようにしました。
苗は元気に生長しています。
今年からは塩水選をせずに真水で種モミの選別をしましたが、昨年までよりも苗が生き生としている感じです。
田植えは6月5日頃の予定です。

苗代完成

4月30日と5月1日、お米のモミ播きをして苗箱を苗代に並べました。
これから6月上旬の田植えまで、日々水管理をしながら苗の成長を見守っていきます。

4月21日から浸漬していた種モミを、4月29日に水から出してゴザに広げて一晩乾燥させました。
4月30日、苗箱に無肥料無農薬の土を入れて、その上に種モミを播きました。手動のモミ播き機で苗箱1枚当たり140~150g播きました。
5月1日の午前中、モミ播きをした苗箱を苗代に並べました。息子と娘の4人で作業しました。
苗箱を並べた上から保温保湿用のシートを掛けました。
強い風が吹いてもシートが飛ばされないように泥で押えました。
苗代完成。6月上旬の田植えの日までここで苗がじっくりと生育します。

苗代の準備

4月26日、お米の苗箱を並べる場所の代かきをしました。
この場所での苗作りは、今年で5年目になります。
最初の年から無肥料無農薬で苗作りをしていますが、年々苗丈が高くなってきております。
5月1日に、もみ播きをした苗箱をここに並べます。

田んぼの一部を仕切って水を入れて代かきをしました。
苗代の排水口です。苗箱を並べる前日に水を切り、苗箱を並べたあとに再度水を入れます。
苗の成長に合わせて排水口のダムを高くしていきます。

種もみ選別

4月21日、種もみの選別をしました。
真水で選別しました。
昨年まで塩水に入れて選別する「塩水選」をしておりましたが、濃い塩水の中に種もみを入れるのが何となく可哀そうな気がしておりました。
それに塩水の中に種もみが入るということは自然界ではないことなので、できるだけ不自然なことはしないようにしようと思い真水で選別することにしました。
塩水選は比重1.13の塩水の中に種もみを入れて、浮いた種もみをすくい出して沈んだ種もみを使うのですが、そうすることにより発芽や生育に問題のある種もみをより確実に省くことができるということです。
真水で選別するということは、浮く種もみがかなり少なくなり、問題のある種もみが多く残ってしまうということが心配されます。
昨年まではそのことが心配で、真水で選別する決心がつきませんでした。
しかし「そもそも無肥料無農薬で元気に育った稲が発芽や生育に問題があるような実を付けるわけがない、稲を信頼しなくてどうするんだ」
という思いが強くなり、真水で選別する決心がつきました。
塩水選の時は約30%の種もみが浮きましたが、今年は約5%だけが浮きました。
浮いた種もみのほとんどは実がしっかりと詰まっていないようなものでした。
この25%の違い、きっと昨年までは省く必要のない種もみまで省いてしまっていたのだと思います。
籾播きは5月1日、田植えは6月第1週の予定です。
今年はどんなお米づくりの年になるかとても楽しみです。

塩水の中に入れて申し訳ないな、という思いをせずに気持ちよくもみ選別ができました。