生きもの達との共同作業

先日から水を溜めている「稲の多年草化栽培」の実験圃場に、さっそくたくさんのカエルの卵を発見。
周辺の田んぼに水が入るのはまだ1ヶ月位先なので、唯一水が溜まっているこの田んぼを見つけて大喜びで卵を産んだのかな?
たんぼの畦にはたくさんのモグラの山が。
食べ物を食べるためだけに穴を掘っているのか、ほかにもモグラにとって大事な理由があるのか。
それでもカエルやモグラが自然に田んぼにやってくるということは、きっと稲にとって良い働きもしてくれているのだろう。
モグラが掘った地下道は、畦の形を崩してしまうので嬉しくはないけど。
まあほどほどに掘ってくださいね。

モグラが作ったたくさんの山の一つひとつに棒を刺して地下道を見つけ、その穴を土で埋めていきます。
なかなか手間のかかる作業です。

田植えをしない米作り

今年は、田植えも種モミ播きもしない米作りにチャレンジします。
「稲の多年草化栽培」の普及に取り組んでいる方がおられますが、自分もその栽培方法を実践してみます。
今年は4畝の田んぼ1枚で取り組んでみます。
稲刈が終わったあと、田んぼを起こさずにそのままにしてありますが、3月20日にその田んぼに水を入れました。
秋までずっと水が入ったままにしておきます。
すると、いつの日か稲の切り株から新しい茎が伸びてきて秋には収穫できるということです。
本当にそんなことが可能なのか、でもこれで稲が育ち収穫が出来ればまさに夢のような栽培方法だと思う。
どんな結果になるか、不安でもあり楽しみでもあります。

いなほの日本酒 醸造スタート

いなほ農園の無農薬・無肥料米と、松川町内で有機栽培の米作りに取り組んでいる久保田純治郎さんの無農薬・無肥料米を全量使用した純米無濾過原酒。
地元の酒蔵に依託して仕込んでいただきます。
人や自然に優しい永続可能な農業を広めていきたい、そして日本古来からの米文化を日本酒を通して伝えていきたい。
そんな思いを込め、普段ご飯として食べている品種のお米を全量使い、お米の旨味をまるごと生かすために低精米で仕込みます。

販売開始は5月の予定です。
どんな味わいのお酒と出会えるか、5月がとても楽しみです。

マルシェに出店します

3月4日(土)・5日(日)の2日間、阿智村駒場の旧道沿いで開催される『こまんばマルシェ』に出店します。
古い建物を利活用しながら風情ある街並みを保存しようと、冬期を除く隔月開催されているイベントです。
いなほの出店場所は古民家「亀屋」です。
いなほ特製の甘酒と草花のミニリースを販売させていただきます。
各会場にはお雛さまも展示されています。
昭和の風情漂う街並みのひな祭りにぜひお出かけください。

◎3月4日(土)は、人と農の交差店いなほ はお休みさせていただきます。

●会場は、国道153号線の「駒場東」信号と「駒場西」信号の間の旧道沿いです。
駐車場は、会場内の「駒場区自治会館(阿智村駒場1169)」の駐車場が利用できます。

柿の木の剪定

福寿草も咲いて少し春めいてきた今日この頃、柿の木の剪定をしています。
毎年切っても、どんどん枝を伸ばす柿の木。
伸びたいように伸ばしてやりたい気もするけど、そうするとどんどん背も伸びて柿の実を収穫しにくくなってしまう。
人間の都合で申し訳ないけど、今年も切らせてもらいますね。
柿の木にも人にも、どちらにもちょうど良い剪定、なかなか難しいものだ。

味噌づくりをしてみませんか

いなほ農園の無農薬無肥料米でつくった米糀と、松川町内で無農薬無化学肥料で栽培された大豆で味噌を作ってみませんか。
美味しい味噌が簡単にできますよ。

味噌づくり教室も開催します。
材料のみのご購入、材料のご購入と教室への参加
どちらも2月11日まで受付しています。

干し柿が食べ頃です

10月の下旬から11月上旬に収穫した渋柿を、3週間ほど自然乾燥させた干し柿が食べ頃になりました。
無農薬、無肥料、無燻蒸の干し柿です。
しかっりとした甘みで柔らかく仕上がっています。ぜひご賞味ください。

●10個入り 680円(税込)  ●15個入り 970円(税込) です。

人と農の交差店 いなほ の営業日は、木・金・土曜日の 14:00~18:30 です。

12月の稲刈り

11月11日に稲刈りをした田んぼで、一部刈り残しておいた部分の稲刈りを12月4日にしました。
11月11日に稲刈りをしたお米は、ちょうど良い水分量に乾燥しており味もかなり美味しかったのですが、更に乾燥が進むとお米はどうなるんだろうか。
倒れてしまうのか、稲粒が落ちてしまうのか、味はまずくなってしまうのか。
予想したのとはかなり違い、茎はまっすぐに立っており、稲粒はしっかりと付いておりました。
味の確認はこれからですが、稲刈りの最適期は本当はいつなのだろうか、更に観察を続けていきたいと思います。
今回も、一部刈り残しておきました。

今回刈り残した稲は倒れるまで置いておき、その時のお米の味を確認したいと思います。

“完熟自然乾燥米” 完成!

はざ掛けをしない自然乾燥米が完成しました。
11月11日 晴天、かなり遅い時期の稲刈り。
はざ掛けをしないで丁度良い具合に乾燥できないだろうか。
稲粒の登熟の最高地点で稲刈りをしたい。
そんな思いでチャレンジした今年の米作り。
9月の中旬から下旬が稲刈りの適期と言われているなかで、あえて11月11日に稲刈り。
肥料や農薬を一切使わない米作り。
そして今年は、登熟の最高地点と収穫時点での適正水分量達成を目指して取り組んだ米作り。
今日、籾摺りが完了し目標達成。
ひと際大きな米粒。
水分量は14.2%という適正数値。
味も最高。
米作りについて、かなりいろいろと学ばせて頂いた一年でした。

稲刈り直前の田んぼ。黄金色ではなく、一面枯れ色の田んぼでした。
稲刈をして即脱穀しました。

イベントに出店しました

23日に開催された天龍峡マルシェに出店しました。
今回が3回目の出店になります。
セーターの人がいたりTシャツの人がいたりと、夏の終わりのような冬の始まりのような天候の中、大勢の方が来場されたとても賑やかなイベントでした。

手作りのミニリースと甘酒を販売しました。