11月2日、ある実験中の田んぼの稲刈りと脱穀をしました。
通常の稲刈りは10月6日に終了したのですが、それから昨日まで1畝(100a)位の稲を刈らずに残しておきました。
はざ掛けや乾燥機による乾燥ではなく、稲を刈らない状態で丁度良い具合に乾燥できないだろうか、ということを確認するための実験です。
たぶん10月の中旬頃までは稲は田んぼから水分を吸い上げているだろうけど、水分を吸い上げなくなれば稲の粒は段々乾燥していくだろう、その丁度良い乾燥具合の時に稲刈りをすれば、刈ってすぐに脱穀をしてそのまま保管ができるのではないか。
もしそれができれば、コンバインで稲刈りと脱穀をして機械で乾燥するという方法と、バインダーで稲刈りをしてはざ掛けで天日乾燥をしたあと脱穀をするという方法の、両方の良いところを取り入れることが可能になります。
今回は1畝という狭い面積の稲刈りでしたので、鎌で稲刈りをして、足踏み式の脱穀機で脱穀をして、唐箕で選別をしました。
家族4人で11時から稲刈りを開始し夕方4時半に選別が終了しました。
レトロな道具を使って家族でする稲刈り、結構楽しい一日でした。
あとは食べてみてどうか。
美味しければこの実験は成功。
美味しくなければ、稲刈り時期を変えるなど実験の仕方を一部修正して来年また実験してみようと思います。