種モミの選別・浸漬

4月9日、稲の種モミの選別をしました。
今年も、塩水ではなく真水での選別です。
薬剤による種子消毒や温湯消毒もしません。
お米作りを始めて2年目までは塩水選をしておりましたが、濃度の濃い塩水に種モミを入れるのが可哀そうな気がして3年目からは真水で選別しています。
自然界で種モミが塩水に浸かることはないし、真水で選別した方が自分自身も気持ちが良くてそうしています。
水に浮いたモミをすくい取って、沈んだモミを種として使います。
選別した種モミは品種ごとにネットに入れて水に浸けます。
水は塩素消毒されていない水を使用します。
種もみは、モミ播きをする4月19日の前日まで水の中で過ごします。

種もみを真水に入れて浮いたモミをすくい出します。
朝日、ササニシキ、風さやか の3品種を真水選しました。
催芽を促すために、1~2日ごとに水を換えながら4月18日まで浸漬します。