アスパラが芽を出した

昨年の秋に別の畑から移植したアスパラ。
長年何も栽培していない小石の多い畑に移植し、肥料無しで冬を越して、今自分の力で地面から姿を現そうとしている。
その姿に思わず何か声を掛けたいような気持になってしまった。

田起こし と じゃがいもの植え付け

「風さやか」の田んぼの田起こしと、昨年から栽培を始めた新しい畑でじゃがいもの種芋の植え付けをしました。
今年は桜がもう散り始めたり、梨の花が一気に咲いたりと季節が早く進んでいるようですが、お米や野菜たちはどのように育っていくのか、しっかりと見守っていきたいと思います。

畦にはスイセンがきれいに咲いています。
じゃがいもの種芋を植え付けた隣では、昨年の11月に植付けたニンニクが元気に育っています。この畑は無肥料無農薬の栽培を始めて2年目の畑です。

いっきに春

今年の冬は久々に冬らしい冬だなあ、と思っていたら一気に春本番になってしまった。
わが家の竹やぶでは、もう筍が頭を出し始めている。
田んぼや畑もいっきに忙しくなりだした。
忙しいけど、心地よい忙しさ。
どんな一年になるか楽しみです。

年々筍が出始めるのが早くなっている。昨年の筍の初収穫は4月12日でした。
今年から新たに3枚(2反3畝)田んぼが増えました。一昨日田起こしをしました。
野菜の苗作りも始まりました。

中梅が満開

家の畑に1本だけある中梅の花が満開になりました。
濃いピンク色でとてもきれいです。
梅の実の大きさが大きくもなく小さくもなく、中ぐらいの大きさなので中梅と呼んでいますが正しい名前かどうかはわかりません。
毎年この梅で、梅干し、梅酒、梅シロップを作っています。
一年間梅メニューを楽しませてくれる ありがたい我が家の中梅です。



今の田んぼ

冬から春に向かう今の時期のいなほ農園の田んぼです。
少し暖かくなった空気の中で田んぼを見ていると、田んぼの中で体を動かしたいような気持になってきます。

家から7㎞位のところにある田んぼです。ここには3枚(2反)の田んぼがあります。3月の下旬に田起こしをする予定です。
家から300m位のところにある田んぼです。ここには3枚(2反3畝)の田んぼがあり、今年から新たに無施肥無農薬のお米作りを始めます。写真の田んぼは、無施肥無農薬で野菜を栽培していた畑を今年から田んぼに転換します。

小梅の花が咲きました

部奈の畑にある一本の小梅の老木に今年も花が咲き始めました。
ここ数年、暖冬の影響で小梅の花が早い時期に咲いてしまい、霜の被害にあって小梅があまり実らないことが続いていますが、今年は久々に寒い冬なのにまた早く咲いてしまいました。
人は寒いと感じていても、小梅にとってはこれくらいではまだまだ暖かい冬なのか。
人にも小梅にもちょうど良い冬はこれから先来るんだろうか。
きれいな小梅の花を眺めながら、いろいろと考えてしまいました。

みどり豆で味噌づくり

昨年の秋に収穫した 岩手みどり豆 で味噌づくりをしました。
昨年初めて岩手みどり豆で味噌を仕込んだのですが、その味がとても良かたので今年はこの大豆の味噌を一番多く作ることにしました。
一年後にどんな味噌に仕上がるかとても楽しみです。

きれいな緑色の大豆です。昨年の秋、無施肥無農薬栽培4年目の畑で収穫しました。
10㎏の味噌を仕込みましたが、みどり豆は3㎏使いました。
16時間位水に漬けたみどり豆を鍋で煮ました。焦げないように弱めの火力で煮たため、ちょうど良い柔らかさになるまでに12時間以上もかかってしまいました。
煮上がったみどり豆をビニール袋に入れてペースト状になるまで潰しました。専用の道具があると潰すのに便利ですが、手で潰すのもなかなか楽しいです。
米糀と塩をビニール袋の中で混ぜました。米糀は いなほ農園の無施肥無農薬の米を糀にしたものです。
米糀は1.8㎏、塩は1.2㎏使用しました。
ペースト状に潰したみどり豆と米糀と塩を 大きなボールの中で良く混ぜ合わせてから、瓶の中に詰めていきました。空気が入らないように団子状にして投げ入れるように詰めました。
10㎏の生地がちょうど満杯に入りました。
生地の表面を不織布で覆いました。生地が充分に冷めてから瓶の上をラップで覆い、その上から新聞紙で蓋をして完成です。一年間涼しい所に置いておきます。途中で蓋を開けたり生地を混ぜたりすることはせず、一年かけてじっくりと熟成して美味しい味噌に仕上がります。

柿の剪定

昨年から増えた畑に4本の渋柿と2本の甘柿の木があり、息子と一緒にその木の剪定をしました。
剪定はいつも息子に任せっきりでしたが、今年は自分もチャレンジしてみようと思い息子に教わりながら剪定しました。
やってみると意外と面白く、どのように剪定すれば柿が喜ぶんだろうか、そんなことを考えながら枝を切りました。

冬らしい冬

今年の冬は寒い。
今朝も-8℃。
最近は暖冬で氷もあまり張らなかったし、雪も降らなかった。
それがどうしたことか、この冬は。
でも、よく考えてみれば、これがこの地域の本来の冬だ。
冬らしい冬の向こうには、何か良いことが待っているのかもしれない。

いなほ農園の田んぼの近くにある大堤。何年かぶりに厚い氷に覆われています。

手づくり味噌の蔵出し

昨年の1月に仕込んだ味噌の蔵出しをしました。
毎年味噌を仕込んでいますが、昨年は黒大豆とみどり豆と信濃鞍掛大豆でも仕込んでみました。
まずは信濃鞍掛大豆味噌の蔵出し。
緑と黒2色の、ひたし豆にすると美味しい大豆で、無施肥無農薬4年目の畑で栽培した大豆です。
美味しい味噌に仕上がるかちょっと不安もありましたが、食べてみて一安心。
家族で “初 信濃鞍掛大味噌汁” を美味しくいただきました。
来月には黒大豆味噌とみどり豆味噌の蔵出しをします。
どんな味に仕上がっているかとても楽しみです。

人と農の交差店 いなほ では、現在飲食営業を自粛中ですが、この味噌で作った味噌汁を飲んでいただける日が一日も早く来るといいなと思います。

長野県信州新町の在来種で、馬に鞍が乗っているように見える模様からこの名前がついたようです。別名 パンダ豆とも言われています。