黄金色に色づいてきました

「風さやか」と「ササニシキ」が だんだん黄金色になってきました。
田んぼに近づくと、ちょっと香ばしさが混ざったような甘い匂いがします。
トンボがたくさん飛んでいます。
これから秋の空気の中でじっくりと登熟し収穫を迎えます。
稲刈りは10月上旬の予定です。

風さやかの田んぼの畦草刈りをしました。無施肥無農薬3年目。昨年よりも少し多く実っているような気がします。
ササニシキの田んぼです。この田んぼも無施肥無農薬3年目です。昨年までこの田んぼではコシヒカリを栽培していましたが、ササニシキは稲姿がコシヒカリとはだいぶ違っています。スッと姿勢よく伸びている、という感じです。

収穫が楽しみ

雨の日が多く、暑い日が少ない今年の夏。
野菜たちもちょっと戸惑っているようですが、ゆっくりと元気に育っています。
収穫の日が楽しみです。

無施肥無農薬栽培2年目の畑です。かぼちゃが少しずつ大きくなってなってきました。
アルプス乙女です。無施肥無農薬で4年目。5つだけ実を付けました。2年目から数個だけ実を付けていますが、年々色形がきれいになってきています。来年再来年ときっともっとたくさんの実を付けてくれると思います。

たくましく育っています

6月11日に田植えをした「風さやか」
茎がしっかり分けつし、たくましくなってきました。
今日までに条間の除草を手押し除草機で3回、株間の除草を長い柄のΩ型の鎌で1~2回しました。
昨年までは手での除草の回数も多かったですが、今年は今のところほとんど手除草をしていません。
無肥料栽培を続けていると、だんだん草の量が減ってくるそうですが、来年はどれくらい少なくなるか楽しみです。

畑ではさつまいもが元気に育っています。
毎日暑くて雨も少ないですが、野菜たちのたくましさに力づけられる気がします。

無施肥無農薬栽培3年目の「風さやか」です。背丈はまだ低いですがしっかりと分けつしています。
無施肥無農薬栽培2年目のさつまいもです。

ゆっくり育っています

6月11日~14日に田植えをした田んぼ。
今年は苗代でも、苗が大きくなるのに昨年よりも1週間ぐらい長くかかりましたが、田植えをしてからもゆっくりと生育しているように感じます。
20日からは除草を始めました。
田車という手押しの除草道具で条間の除草をし、株間の除草は長い柄の先にU字型の鎌が付いた道具を使って除草しています。
来週からは手取り除草を始める予定です。
無肥料での栽培を続けていると、段々に草の生える量が減ってくるようなので、そうなるのを楽しみに頑張って除草をしようと思います。

今年から栽培を始めた ササニシキ の田んぼです。6月20日、24日、7月4日の3回除草しました。来週からは手取りの除草を始めます。
7月4日の 風さやか の田んぼです。この田んぼも3回除草しました。

田植えが無事完了

6月14日、田植えが無事完了しました。
無施肥無農薬のお米作りを始めて5年目。
年々苗の勢いが良くなっています。
苗丈も最初は8㎝位しかなかったのが、昨年は11㎝、今年は14cmと大きく育つようになりました。
田んぼ一面に広がった苗の姿を見ると、狭い苗箱から広い所に移れて喜んでいるように感じます。

荒代かきをしました

5月31日、部奈の田んぼの荒代かきをしました。
周りの田んぼは全て田植えが終わっていて、かなり遅い時期の荒代かきになりました。
本代かきは6月8日にして田植えは11日にする予定です。
無施肥無農薬のお米作りには、これくらいの時期の田植えが良いような気がします。

苗代のシートはずし

5月23日、苗代の保温保湿用のシートを外しました。
4月26日にモミ播きをしてから雨の日や涼しい日が多く生育がゆっくりでしたが、元気に育っている姿を見てほっとしました。
苗箱にも苗代の田んぼにも全く肥料や農薬を使用していませんが、毎年元気に育つ稲の生命力の強さに感動させられます。

シートと支柱を外し、苗箱の周りに生えた草を取りました。一番手前の列の右側16枚は「ササニシキ」、他は全て「風さやか」です。

元気に発芽

4月26日にモミ播きをした「風さやか」と「ササニシキ」の芽が元気に伸び始めました。
今年はモミ播きをしてから雨の日や涼しい日が多いせいか、いつもの年より発芽するのが遅くちょっと心配しましたが、緑色になった苗箱を見てほっとしています。

保温保湿用のシートの中で元気に生育しています。苗代の水持ちが悪いので毎日水を入れています。今月の中旬にシートを外す予定です。

苗代づくり

4月26日、苗代をつくりました。
手動の播種機で種モミを播き、平らに代かきをした土の上に苗箱を並べ、保温・保湿用のシートを掛ける。
家族3人で1日半、天候にも恵まれ無事完了しました。

塩水選後9日間水に浸けておいた種モミを、手動の播種機で播きました。苗箱の底には根切り用シートなど何も敷かずに無肥料の土を直接入れ、その上に約120gの種モミを播きました。
無施肥無農薬栽培5年目の畑の一部に作った苗代専用のスペース。「風さやか」94枚、「ササニシキ」16枚の苗箱を土の上に直接並べました。
保温保湿用のシートを掛けました。時々強い風が吹いたので、シートが飛ばされないように何ヶ所か仮止めの土や重しを置きながらシートを掛けていきました。
シート掛けが完了してから水を入れました。数日後には発芽し、5月の中旬にシートを外し6月の初め頃に田植えをする予定です。

塩水選をしました

お米の種モミの塩水選をしました。
昨年収穫した無施肥無農薬のお米の中から種用に保管しておいたモミを塩水に浸けて、沈んだモミを種として使用します。
塩水の濃度は比重1.13。
水20ℓに対して塩5㎏を溶かします。
選別した種モミは、すぐに水で洗い流してからネットに入れて、水を張った桶に入れます。
種モミは水の中で発芽に向けて少しずつ変化していきます。
今月の25日に種モミを水から揚げて、モミ播きをする予定です。
今年は「風さやか」の他に「ササニシキ」も栽培します。
秋の収穫が今から楽しみです。

比重1.13の塩水。生卵が浮かぶ濃さです。
「風さやか」15㎏、「ササニシキ」4㎏の種モミの塩水選をしました。
白いネットが「風さやか」、緑のネットが「ササニシキ」の種モミです。薬剤による殺菌処理や温水による殺菌処理はしていません。無施肥無農薬の種モミには殺菌する必要がないと思い、毎年塩水選の後はそのまま水に浸けています。