6年前に植えたアルプス乙女
苗木はホームセンターから買ってきたのですが、植えてからは農薬や肥料を全く使わずに育てました。
植えてから3年目から数個実が付きだし、今年は50個位実りました。
いよいよ実りの秋
まだまだ暑い日が続いていますが、朝夕はだいぶ涼しくなりやっと秋がすぐそこに来ているという感じです。
いなほの田んぼの稲刈りは、10月の中旬ごろにする予定です。
秋風や朝夕の涼しい空気の中で登熟がすすみ、さらに美味しくなっていくと思い、毎年10~11月に稲刈りをしています。
今年はクログアイという草が多く生えてしまいました。
クログアイは球根で増える草で、生命力が強く無農薬では減らすのが難しいと言われています。
かなり困った草ではありますが、もしかしたら、長い目で見れば田んぼや稲にとって何か良い働きをしていてくれるのかもしれません。
困った、なんとか退治しなければと考えるのではなく、クログアイが生えてこなくても良いような田んぼにしていくにはどうしたら良いかと考えていきたいと思います。
草は敵ではなく、仲間だと考えたいと思います。
りんごにいっぱい実がつきました
無農薬無肥料での果樹の実験栽培をしている いなほのミニ果樹園。
5年目の今年、アルプス乙女(小粒品種のりんご)にたくさんの実がつきました。
3年目から実が数個つきだし、今年初めてたくさんの実がつきました。
秋の収穫が楽しみです。
ブルーベリーもいっぱい実をつけています。
株間除草
田んぼの株間の除草をしました。
条間の除草は毎年手押しの除草機でするのですが、株と株の間の除草は、柄の長い鎌のようなものでしたり手で取ったりしていました。
今年はこの、かなりレトロな株間専用の除草機を使ってみました。
思ったよりも使いやすく、完全にではないですが草もだいぶ取れました。
昔の道具は優れものが多いです。
田植え真っ最中
6月4日に「風さやか」の田植えをして、5日にササニシキの田植えをしました。
これで完了、といきたいところなのですが、苗代にしていた田んぼの田植えが残っています。
この田んぼの田植えは10日にする予定です。
そして最後にもう1枚。
稲の多年草化栽培の実験田です。
昨年の秋に稲刈りをした切り株から、新しい茎が伸びてくるという栽培法の実験をしているのですが、結局全く伸びてきませんでした。
多年草化栽培のチャレンジは来年に持ち越しですが、ことしはその田んぼに手植えをすることにしました。
田起こしや代かきを1回もしていないので、土が硬くて手で植えるのは結構大変だと思いますが、頑張ってやってみます。
稲の多年草化栽培
昨年秋に稲刈りをしたあとの切り株から、新しい芽が出て秋には収穫ができないだろうか、と期待して実験をしている田んぼが全面草に覆われています。
その草は、どこの田んぼでも春によく生える「スズメノテッポウ」です。
この草も、きっと稲にとって良い働きがあるのではないか、いやもしかしたらその逆なのか。
よく見ると、切り株の中に小さな稲の芽が伸び始めている、いや稲ではなくてヒエかも。
果たしてこの実験がどんな結果になるのか、不安でもあり楽しみでもあります。
元気に生長しています
苗代の苗が5㎝位になりました。
シートの中が暑くなり過ぎるのを防ぐため、両側を開けて風が通るようにしました。
みずみずしい緑色の苗を見ると、「今年も元気に生長しているな」と、ほっとした気持ちになります。
苗代づくり
5月1日、種モミ播きをして苗代に並べました。
昨年までと同じく、苗箱には無肥料の土だけを入れています。
毎年同じ場所を苗代にしていますが、年々苗の状態が良くなってきています。
田植えは6月4,5日を予定していますが、その日まで苗の生長を見守っていきます。
今年のお米作りが本格スタート
4月19日、種モミの選別。
今年も真水で選別しました。
選別のあとは水に浸漬。
今年も温湯消毒もしていません。
4月23日、田起こし。
昨年より3週間遅く田起こしをしました。
24日、今日は苗代にする所を波シートで囲いました。
明日はここに水を入れて整地板で土の表面を練りながら平らにします。
お米作りがいよいよ忙しくなってきました。
生きもの達との共同作業
先日から水を溜めている「稲の多年草化栽培」の実験圃場に、さっそくたくさんのカエルの卵を発見。
周辺の田んぼに水が入るのはまだ1ヶ月位先なので、唯一水が溜まっているこの田んぼを見つけて大喜びで卵を産んだのかな?
たんぼの畦にはたくさんのモグラの山が。
食べ物を食べるためだけに穴を掘っているのか、ほかにもモグラにとって大事な理由があるのか。
それでもカエルやモグラが自然に田んぼにやってくるということは、きっと稲にとって良い働きもしてくれているのだろう。
モグラが掘った地下道は、畦の形を崩してしまうので嬉しくはないけど。
まあほどほどに掘ってくださいね。