苗代づくり

4月26日、苗代をつくりました。
手動の播種機で種モミを播き、平らに代かきをした土の上に苗箱を並べ、保温・保湿用のシートを掛ける。
家族3人で1日半、天候にも恵まれ無事完了しました。

塩水選後9日間水に浸けておいた種モミを、手動の播種機で播きました。苗箱の底には根切り用シートなど何も敷かずに無肥料の土を直接入れ、その上に約120gの種モミを播きました。
無施肥無農薬栽培5年目の畑の一部に作った苗代専用のスペース。「風さやか」94枚、「ササニシキ」16枚の苗箱を土の上に直接並べました。
保温保湿用のシートを掛けました。時々強い風が吹いたので、シートが飛ばされないように何ヶ所か仮止めの土や重しを置きながらシートを掛けていきました。
シート掛けが完了してから水を入れました。数日後には発芽し、5月の中旬にシートを外し6月の初め頃に田植えをする予定です。

塩水選をしました

お米の種モミの塩水選をしました。
昨年収穫した無施肥無農薬のお米の中から種用に保管しておいたモミを塩水に浸けて、沈んだモミを種として使用します。
塩水の濃度は比重1.13。
水20ℓに対して塩5㎏を溶かします。
選別した種モミは、すぐに水で洗い流してからネットに入れて、水を張った桶に入れます。
種モミは水の中で発芽に向けて少しずつ変化していきます。
今月の25日に種モミを水から揚げて、モミ播きをする予定です。
今年は「風さやか」の他に「ササニシキ」も栽培します。
秋の収穫が今から楽しみです。

比重1.13の塩水。生卵が浮かぶ濃さです。
「風さやか」15㎏、「ササニシキ」4㎏の種モミの塩水選をしました。
白いネットが「風さやか」、緑のネットが「ササニシキ」の種モミです。薬剤による殺菌処理や温水による殺菌処理はしていません。無施肥無農薬の種モミには殺菌する必要がないと思い、毎年塩水選の後はそのまま水に浸けています。

アスパラが芽を出した

昨年の秋に別の畑から移植したアスパラ。
長年何も栽培していない小石の多い畑に移植し、肥料無しで冬を越して、今自分の力で地面から姿を現そうとしている。
その姿に思わず何か声を掛けたいような気持になってしまった。

田起こし と じゃがいもの植え付け

「風さやか」の田んぼの田起こしと、昨年から栽培を始めた新しい畑でじゃがいもの種芋の植え付けをしました。
今年は桜がもう散り始めたり、梨の花が一気に咲いたりと季節が早く進んでいるようですが、お米や野菜たちはどのように育っていくのか、しっかりと見守っていきたいと思います。

畦にはスイセンがきれいに咲いています。
じゃがいもの種芋を植え付けた隣では、昨年の11月に植付けたニンニクが元気に育っています。この畑は無肥料無農薬の栽培を始めて2年目の畑です。

いっきに春

今年の冬は久々に冬らしい冬だなあ、と思っていたら一気に春本番になってしまった。
わが家の竹やぶでは、もう筍が頭を出し始めている。
田んぼや畑もいっきに忙しくなりだした。
忙しいけど、心地よい忙しさ。
どんな一年になるか楽しみです。

年々筍が出始めるのが早くなっている。昨年の筍の初収穫は4月12日でした。
今年から新たに3枚(2反3畝)田んぼが増えました。一昨日田起こしをしました。
野菜の苗作りも始まりました。

中梅が満開

家の畑に1本だけある中梅の花が満開になりました。
濃いピンク色でとてもきれいです。
梅の実の大きさが大きくもなく小さくもなく、中ぐらいの大きさなので中梅と呼んでいますが正しい名前かどうかはわかりません。
毎年この梅で、梅干し、梅酒、梅シロップを作っています。
一年間梅メニューを楽しませてくれる ありがたい我が家の中梅です。



今の田んぼ

冬から春に向かう今の時期のいなほ農園の田んぼです。
少し暖かくなった空気の中で田んぼを見ていると、田んぼの中で体を動かしたいような気持になってきます。

家から7㎞位のところにある田んぼです。ここには3枚(2反)の田んぼがあります。3月の下旬に田起こしをする予定です。
家から300m位のところにある田んぼです。ここには3枚(2反3畝)の田んぼがあり、今年から新たに無施肥無農薬のお米作りを始めます。写真の田んぼは、無施肥無農薬で野菜を栽培していた畑を今年から田んぼに転換します。

小梅の花が咲きました

部奈の畑にある一本の小梅の老木に今年も花が咲き始めました。
ここ数年、暖冬の影響で小梅の花が早い時期に咲いてしまい、霜の被害にあって小梅があまり実らないことが続いていますが、今年は久々に寒い冬なのにまた早く咲いてしまいました。
人は寒いと感じていても、小梅にとってはこれくらいではまだまだ暖かい冬なのか。
人にも小梅にもちょうど良い冬はこれから先来るんだろうか。
きれいな小梅の花を眺めながら、いろいろと考えてしまいました。

みどり豆で味噌づくり

昨年の秋に収穫した 岩手みどり豆 で味噌づくりをしました。
昨年初めて岩手みどり豆で味噌を仕込んだのですが、その味がとても良かたので今年はこの大豆の味噌を一番多く作ることにしました。
一年後にどんな味噌に仕上がるかとても楽しみです。

きれいな緑色の大豆です。昨年の秋、無施肥無農薬栽培4年目の畑で収穫しました。
10㎏の味噌を仕込みましたが、みどり豆は3㎏使いました。
16時間位水に漬けたみどり豆を鍋で煮ました。焦げないように弱めの火力で煮たため、ちょうど良い柔らかさになるまでに12時間以上もかかってしまいました。
煮上がったみどり豆をビニール袋に入れてペースト状になるまで潰しました。専用の道具があると潰すのに便利ですが、手で潰すのもなかなか楽しいです。
米糀と塩をビニール袋の中で混ぜました。米糀は いなほ農園の無施肥無農薬の米を糀にしたものです。
米糀は1.8㎏、塩は1.2㎏使用しました。
ペースト状に潰したみどり豆と米糀と塩を 大きなボールの中で良く混ぜ合わせてから、瓶の中に詰めていきました。空気が入らないように団子状にして投げ入れるように詰めました。
10㎏の生地がちょうど満杯に入りました。
生地の表面を不織布で覆いました。生地が充分に冷めてから瓶の上をラップで覆い、その上から新聞紙で蓋をして完成です。一年間涼しい所に置いておきます。途中で蓋を開けたり生地を混ぜたりすることはせず、一年かけてじっくりと熟成して美味しい味噌に仕上がります。

柿の剪定

昨年から増えた畑に4本の渋柿と2本の甘柿の木があり、息子と一緒にその木の剪定をしました。
剪定はいつも息子に任せっきりでしたが、今年は自分もチャレンジしてみようと思い息子に教わりながら剪定しました。
やってみると意外と面白く、どのように剪定すれば柿が喜ぶんだろうか、そんなことを考えながら枝を切りました。