無農薬無肥料米の日本酒が完成しました

昨年栽培した、無農薬無肥料の酒米を全量使用した日本酒「金紋生原酒」がついに完成しました。
苗作りの段階から農薬や肥料を一切使わないで栽培した酒米を、伊那市の宮島酒店さんに仕込んでいただきました。

収穫量が少なかったため醸造された量が少なく、醸造元から 人と農の交差店 いなほ にいただけたのは、わずかな本数でした。
一人でも多くの方に味わっていただくために、販売はせずに「金紋生原酒を呑む会」を開催したり、イベントなどで味わっていただきたいと思います。
人と農の交差店 いなほ での呑む会については、日程が決まり次第ご案内させていただきますが、3~7名様の呑む会のご予約もお受けしております。
今回限りの限定醸造品「金紋生原酒」を、ぜひ味わっていただきたいです。

ほっとしたのもつかの間

 1週間前に田植えが終わりほっと一息。
と 思ったら、今度は除草対策の日々。
数年間休耕田だったので田んぼの草はそんなに出ないのでは、と期待していたのが甘かった。
どこに種があったのか、ヒエがあちこちから生え出した。
「無肥料での栽培を続けていると、雑草はそんなに生えなくなる」 と、無肥料栽培を実践している人からよく聞く。
 いなほ農園の田んぼや畑も、一年でも早くそうなれるよう頑張りたい。
でも今は目の前の草取りを頑張ろう。

レトロな手押し除草機が大活躍です。

イベントへ出店します

6月15日(土)13:30~19:00
信州まつかわ温泉「清流苑」を会場に開催される『楽宴』というイベントに出店します。
音楽、フード&ドリンク、クラフトと楽しさ満載のイベントです。
人と農の交差店 いなほ のブースは、オーガニック日本酒の飲み比べ です。
無農薬米で仕込んだとっておきの日本酒のほか、オーガニックビールや無農薬米の甘酒もご提供します。
夏の南信州をゆっくりと楽しみにぜひお越しください。

開催日時 6月15日(土) 入場無料
     12:00 オープン 13:30 スタート 19:00まで
会場   信州まつかわ温泉「清流苑」
     長野県下伊那郡松川町大島2784-1

田植え待ちの景色

 田んぼに水が入って1週間。
田植えまではもう1週間。中央アルプスが水面に映りとてもきれいです。
今年は例年になく水が少なく、1回目の代かきがなかなかできず苦労しましたが、最近の雨で水路の水量が少し増えてちょっとほっとしてます。
 無肥料・無農薬での米作り。
「一緒にいいお米を作ろうね」 ここに来ると、つい田んぼに声をかけたくなってしまいます。

野菜の収穫が始まりました

 いなほ農園の野菜の収穫が始まりました。
まずは小松菜。
「人と農の交差店 いなほ」のほか、松川町内の「もなりん」や「Aコープ リカまつかわ」で販売しています。
 種を播いた時は、ちゃんと育ってくれるかなと心配しましたが、こんなにも元気に育ってくれて感動です。
とても優しい味で、生のままでもおいしいです。
 この畑は無農薬・無肥料の栽培を始めて3年目になります。
葉物、根菜類などいろいろな野菜を栽培していますが、元気に育っていく姿を見るのがとても楽しみな毎日です。

 この同じ畝で、からし菜とほうれん草も栽培しています。

お米の苗、元気に育っています

 4月25日に種モミを播いた苗代の保温シートを今日外しました。
苗の生育状況や気温の具合から、今日あたりシートを外した方が良いかなと考え外すことにしました。
この苗代は無肥料・無農薬3年目です。種モミは昨年収穫した無肥料・無農薬のお米を使用し、播種前の消毒もしていません。
苗箱の床土と覆土には無肥料の土を使用し、肥料(化学・有機どちらも)や農薬は使用していません。
 田植えは6月の上旬にする予定です。
田植え後も肥料や農薬(除草剤も)を一切使用しないで栽培します。
肥料や農薬を否定する考えは全く無いですが、「自分は何も使わないで栽培してみたい」
「何も使わなくても、きっとお米はできるんじゃないか」そんな思いで、3年目の米作りに取り組んでいます。

 お米の品種は「風さやか」と「こしひかり」です。 保温シートを外したあと、鳥避け用のネットを張りました。

「日本酒を楽しむ会」開催のお知らせ

 今回の日本酒を楽しむ会は、ちょっと趣向を変えて “1本持ち寄り” で開催します。
お気に入りの日本酒、人に呑ませたい日本酒などを1本持参。
「人と農の交差店 いなほ」からも、とっておきの日本酒をご提供。
どんな日本酒が集まるか、どんな会話が始まるか、今からとても楽しみです。

日時 : 5月 24日(金) 19:00 ~ 21:30
場所 : 人と農の交差店 いなほ
    長野県下伊那郡松川町元大島1551-5
会費 : 2,500円
※日本酒 4合瓶 1本 ご持参ください。
料理は、松川町の「カフェほうほう」の特製メニューです。
定員 : 8名
※5月20日までに電話またはメールにてお申込みください。
いなほ専用ケータイ 090-3440-1700
e-mail info@hosodaeinou.com

人と農の交差店 いなほ では、無農薬米の日本酒を各種販売しています。今回の日本酒を楽しむ会では
 えっ これが日本酒 ?! という 不思議な味の日本酒を提供させていただきます。



 

無農薬・無肥料の苗代づくり

4月24.25日の2日間、お米の苗代づくりをしました。
4月16日から水に漬けていた種モミを苗箱に播き、苗床用の田んぼに並べ、保温・保湿用のシートをかけました。
 今年は米作り3年目になりますが、昨年までの経験をふまえ「農薬や肥料を使わない米作りのための一つのアイディアを実践してみよう」と考え、一般的な苗代作りとは少し違う方法で取り組んでみました。
 その方法に取り組むために、今回はあえて自動の播種機は使わずに手作業で取り組んでみました。
80枚の苗箱に床土を入れ、そこに種モミを播き土をかぶせ、その苗箱を田んぼに並べシートを掛けるまでに、私と息子、娘の3人で作業し1日半かかりましたが、いろいろな気づきのある充実した苗代作りになりました。

 床土と覆土にはこの土を使いました。化学肥料や有機肥料などは混ぜないで、この土のみを使用しました。
 苗箱にはシートを敷かず、この土を直接入れて平らにならしました。
 その土の上にモミ播き。自動機を使わず手動の道具を使い1枚1枚播きました。播種量は催芽モミで80g位です。
 種モミを播いた上に覆土をしました。これもあえて1枚1枚手で覆土しました。
 播種が完了した苗箱を田んぼの土の上に直接並べました。
 最後に保温・保湿用のシートを掛けました。

種もみの塩水選。そして浸漬開始

 今年も米づくりが本格的にスタート。種もみの塩水選をし、浸漬を開始しました。
昨年収穫したいなほ農園の無農薬無肥料の風さやかと、町内の生産者から購入した無農薬無化学肥料のコシヒカリの種もみを使用。種子消毒もしていません。
育苗に適する種もみを選別するために比重1.13の塩水に入れ、水面に浮いた種もみをすくい取りました。底に沈んだ種もみが育苗に適する種もみです。
 塩水選の後は、種もみに付いた塩水をすぐに洗い流し、真水の入った桶に漬けました。
このまま1週間くらい水に漬けていると、種もみは発芽直前の状態になります。
このあとの様子は、今月25日頃のもみ播きが終了したあとに報告させていただきます。 

 水20ℓに塩5㎏を加えて比重1.13の塩水をつくり、その中に種もみを入れ、浮いた種もみをすくい取りました。
 塩水選で選別した種もみを、1週間くらい真水に漬けます。

畑と桜

今年からお借りした町内の畑。すぐ隣には神社があります。
ちょうど明日は春祭りだとのこと。そのお祭りに合わせるように桜が満開になりました。花びらの色が濃くてとてもきれいです。
今年はこの畑で3種類の大豆をつくります。今日は息子が畝たてをしています。
桜を見ながら畑仕事ができるなんて、ちょっと得した気分です。