昨年の秋に別の畑から移植したアスパラ。
長年何も栽培していない小石の多い畑に移植し、肥料無しで冬を越して、今自分の力で地面から姿を現そうとしている。
その姿に思わず何か声を掛けたいような気持になってしまった。


長野県松川町で、無肥料無農薬の農業の実践と普及に取り組んでいます。
昨年の秋に別の畑から移植したアスパラ。
長年何も栽培していない小石の多い畑に移植し、肥料無しで冬を越して、今自分の力で地面から姿を現そうとしている。
その姿に思わず何か声を掛けたいような気持になってしまった。

「風さやか」の田んぼの田起こしと、昨年から栽培を始めた新しい畑でじゃがいもの種芋の植え付けをしました。
今年は桜がもう散り始めたり、梨の花が一気に咲いたりと季節が早く進んでいるようですが、お米や野菜たちはどのように育っていくのか、しっかりと見守っていきたいと思います。


今年の冬は久々に冬らしい冬だなあ、と思っていたら一気に春本番になってしまった。
わが家の竹やぶでは、もう筍が頭を出し始めている。
田んぼや畑もいっきに忙しくなりだした。
忙しいけど、心地よい忙しさ。
どんな一年になるか楽しみです。



家の畑に1本だけある中梅の花が満開になりました。
濃いピンク色でとてもきれいです。
梅の実の大きさが大きくもなく小さくもなく、中ぐらいの大きさなので中梅と呼んでいますが正しい名前かどうかはわかりません。
毎年この梅で、梅干し、梅酒、梅シロップを作っています。
一年間梅メニューを楽しませてくれる ありがたい我が家の中梅です。

冬から春に向かう今の時期のいなほ農園の田んぼです。
少し暖かくなった空気の中で田んぼを見ていると、田んぼの中で体を動かしたいような気持になってきます。


昨年から増えた畑に4本の渋柿と2本の甘柿の木があり、息子と一緒にその木の剪定をしました。
剪定はいつも息子に任せっきりでしたが、今年は自分もチャレンジしてみようと思い息子に教わりながら剪定しました。
やってみると意外と面白く、どのように剪定すれば柿が喜ぶんだろうか、そんなことを考えながら枝を切りました。

今年の冬は寒い。
今朝も-8℃。
最近は暖冬で氷もあまり張らなかったし、雪も降らなかった。
それがどうしたことか、この冬は。
でも、よく考えてみれば、これがこの地域の本来の冬だ。
冬らしい冬の向こうには、何か良いことが待っているのかもしれない。

今日で2020年が完結。
最後にやっぱりこの景色が見たくなって田んぼまでやってきた。
いろいろなことがあったこの一年。
この景色に励まされた。
来年も、この景色に負けないような美しい農業を少しでも広めていけるよう頑張りたい。

稲刈りの後に田んぼに残った稲わら。
この稲わらをどうすることが一番良いのか。
細かく刻んで田んぼの土の中にすき込むのが一般的だが。
しかし稲わらは分解が遅く、大量に田んぼの中に入れるのはやめた方が良さそうだ。
だけど、田んぼの外に出すのも一苦労だ。
稲わらの分解不足により雑草が増えるとも言われている。
秋に田んぼの中にすき込むためには、トラクターが必要だ。
トラクターを動かすためには化石燃料が必要だ。
そしてできるだけ早く分解させるために薬剤を使用したり、鶏糞などを播いたりすることが一般的だ。
除草剤を使わずに雑草を抑え、化石燃料の使用もできる限り減らし、労力もできる限りかけないためには稲わらをどうすることが一番良いのか。
「農薬も肥料も一切使わずに米作りをするには、こうすればいいんですよ。」
と、自信を持って言えるようになるためにも、この “稲わら問題” の答えをできる限り早く出したいと思っている。

今年の春から栽培を始めた、いなほ農園の新しい畑です。
家から近く、景色も最高。
今年は大豆、じゃがいも、葉物などを無施肥・無農薬で栽培しました。
来年からは、この畑で栽培する野菜を段々増やしていきます。
